ブレーキ パッド取外し・取付け
必要なスペシャル ツール、ワークショップ機器
t
車両診断・点検・情報システム - VAS5051-
t
ブレーキ ブリーディング ツール セット - VAS6564-
t
ラッチ付きインサート ツール - VAS6784-
t
ビット インサート(7mm) - T10503-
t
トルク レンチ - V.A.G1331-
t
ピストン リセット アプライアンス - T10145-
取外し
注:
ブレーキ キャリパーの取付け位置は、リヤ アクスルのタイプによって異なる。これにより、取外し・取付け手順も若干異なり、追加のツールが必要となる。
ブレーキ キャリパー取付け位置(トーション ビーム アクスル):
1 -
ブレーキ キャリパー
A -
トーション ビーム アクスル
取付け位置(マルチリンク アクスル):
1 -
ブレーキ キャリパー
B -
マルチリンク アクスル
ブレーキ パッドを再使用する場合は、取外しの際にマークを付けておくこと。ブレーキが片効きする原因となるため、取付けの際は必ず元のポジションに取付けること。
注:
パーキング ブレーキ モーターからコネクターを外さないこと。
l
EPBを作動させないこと。
–
ホイールを取外す。
EPBピストンが
→ ダイアグノシス テスター
によってリセットされていること。
注:
ピストンをシリンダーに押込む前に、ブレーキ フルードをブレーキ フルード リザーバーから抜取ること。リザーバーにブレーキ フルードが充填されていると、ブレーキ フルードが溢れ出し、損傷につながる可能性がある。
–
ピストンを→ ダイアグノシス テスター でリセットする。
注意
スプリングにはテンションがかかっている。取外す際に負傷しないように注意すること。
–
ブレーキ パッドのリテイニング スプリング
-1-
をスクリュードライバー
-A-
でブレーキ キャリパー
-矢印-
からこじって取外す(もう片方の手でリテイニング スプリングを保持する)。
–
キャップ
-矢印-
を取外す。
–
両方のガイド ピンをビット インサート(7mm) - T10503- およびラッチ付きインサート ツール - VAS6784- でブレーキ キャリパーから取外す。
–
ブレーキ キャリパー
-1-
を外し、ブレーキ キャリパーの重みでブレーキ ホースに無理な負荷がかかったり、損傷したりしないようワイヤー
-A-
で固定する。
注:
→ ダイアグノシス テスター
を使用したピストンのリセットは、必須作業である。ピストン内のスラスト ナットはフローティング ベアリングに取付けられているため、ピストンを押すことはできても元のポジションに引き戻すことはできない。スラスト ナット付きスピンドルのみが元のポジションに戻る。
注意
事前にピストンを
→ ダイアグノシス テスター
でリセットしておくこと。
–
ピストン リセット アプライアンス - T10145- を使用して、ピストンを完全に押込む。
–
ブレーキ パッド
-2、3-
を取外す。
清掃:
警告
圧縮空気の使用によって発生するブレーキ ダストは人体に有害であるため、ブレーキ システムに圧縮空気を吹付けないこと。
–
ブレーキ キャリアとブレーキ パッドの接触面を入念に清掃し、腐食を取除く。
–
ブレーキ キャリパーを清掃する。
注:
ブレーキ キャリパーの清掃には、アルコールのみを使用すること。
取付け
–
インナー ブレーキ パッド
-2-
およびアウター ブレーキ パッド
-3-
をブレーキ キャリアにセットする。
–
ブレーキ キャリパーを固定する。
–
キャップ
-矢印-
を取付ける。
–
ブレーキ パッドのリテイニング スプリングをブレーキ キャリパーの穴
-矢印-
にセットする。
注:
リテイニング スプリングがブレーキ キャリパーの穴に正しくセットされているか確認する。
→ ダイアグノシス テスター
でピストンを動かした後、ブレーキ システムの基本調整を実行する。
–
→ ダイアグノシス テスター
を使用して、ブレーキ システムの基本調整を実行する。
–
ホイールを取付ける。
規定トルク:
t
→ 参照箇所 „ リヤ ブレーキ - アッセンブリー概観図“
t
ホイール ボルト
→ ランニング ギヤ、アクスル、ステアリング; Rep.-Gr. 44; ホイール:タイヤ:ホイール ボルトの規定トルク
注:
ブレーキ パッド交換後は、ブレーキ フルード レベルを点検すること。