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ミドトロニクス バッテリーアナライザー EXP-800
使い方

ミドトロニクス EXP-800の紹介                             
ミドトロニクス製 バッテリーアナライザー
EXP-800
プリンター内蔵で測定結果をすぐに印刷できる。

Test Range:
CCA 100-3000A BY5 5Aステップで設定できる
CA 100-3000A
MCA 100-3000A
JIS# 26A17-145H52までの72種類
DIN 100-1000A
SAE 100-3000A
IEC 100-1000A
EN 100-1700A
初期画面で英語、スペイン語、フランス語から選択して測定に入らなくてはならない。
メインメニューでSystem Testを選ぶと、バッテリーテストに引き続きスターターテスト、チャージングテストができる。
MDX-600シリーズと同様にモーターサイクルバッテリーの基準値がプリセットされているので、バイク用バッテリーを測定する際にはたいへん便利。
測定ケーブル長さは4フィート(約1.2m)
この測定器は米国内実売価格で1200ドルぐらい。高価です。
EXP-800にはSDカードスロットが装備されており、ここへSDカードを入れて使うと測定結果を後で拾うことができる。

SDカードは昔買ったデジタルスチルカメラに付属していた8MBでも十分足りる。
MAIN MENUからAdmin/Utilityサブメニューへ進み、Track Callsで
Tracking ONにしておくと、
CSVファイルに加え、xmlデータも記録することができる。あとでそのxmlデータをIEで表示できるので測定結果を読み直す際ときには、ONにしておくと良い。



ミドトロニクス バッテリー アナライザー EXP-800の
つかいかた    2011.6.26                             
英語のほか、スペイン語、フランス語の表示も選択できる。                             
MIDTRONICS
EXP-800
Battery & Electrical Diagnositc Analyzer
バッテリーに接続すると ディスプレーにEXP-800としばらく表示される。  
次に、言語を選択し、 NEXT(ソフトキー)を押す。
あらかじめチェックを入れておく言語はUtilityで選ぶことが可能。ではあるが、毎回初期画面でNEXTを押さねばならない。
自動車用であればAUTOMOBILE、二輪車であれば、他にもいろいろあります。 
次はUSER IDの選択を要求される。
0_UNREGでNEXT
ようやくMAIN MENUです。
BATTERY TESTを選択。
ここで左下に電圧が表示されます。
バッテリーの製造年月をMM/YYで 入力します。
このバッテリーの製造年週は0834なのですが、正直に入力すると36ヶ月を超えませんので、あとでSOH(STATE OF HEALTH)のグラフが表示されません。
04/08とうそを入力します。
バッテリーが裸なのか、車載状態なのかを入力します。
IN VEHICLEを選びます。
MICRO-500-XLと違い、IN VEHICLEだからといって、スターターテスト、チャージングテストにも行けるわけではありません。単に測定のパラメーターを選んでいるだけのようです。
ケルビンクランプをどこの測定端子へつないでいるかを選びます。
このバッテリーの場合TOP POSTになります。
バッテリーのタイプを選択します。
普通の自動車用バッテリーなので、REGULAR/AUTOを選びます。
ほかにAGM、船舶電池、MORTORCYCLE(2輪車)、LAWN AND GARDEN(芝刈り機)の選択肢があります。
2輪車を選ぶと、2輪車用のバッテリーの型式を次の選択で選ぶようになってます。
測定の単位を選びます。
今回はCCAで測るのでCCAを選択

日本車のようにCCA表示なしのJIS形式であればJISを選択する。

  ・CCA SAE規格によるコールドクランキングアンペアー
・CA 0℃におけるクランキングアンペアー
・MCA 0℃におけるクランキングアンペアー
・JIS# 日本工業規格バッテリー
・DIN ドイツ工業規格バッテリー
・SAE 自動車技術者協会による規格、CCAの欧州版
・IEC 国際電気標準会議による規格
・EN 欧州統一規格Europe-Norm
ここでバッテリーの定格CCA値をバッテリーに貼られたラベルから探します。
矢印キーで分解能5Aで指定できます。570Aを設定します。
バッテリーのケースの温度を測れと言ってきますので、測定器の左下にある赤外線式温度センサーをバッテリーに向け、2インチ上にて温度を測定しNEXT
ここでようやく測定開始です。
測定が終わり、まずはCSVファイルを作りDATA CARDに記録してます
次はxmlデータを作り、書き込んでいます。(Track CAlls ONの場合)
勝手に印刷が始まります。紙を消費したくない場合は、印刷しかける前に即座にENDを押すことで印刷を中止できます。
印刷終了。
測定結果は画面にも表示されます。GOOD BATTERY
紙をちぎります。
測定結果

Battery Testモードでの試験だとここで終わり。紙の消費は約20cm

System Testだと、セルを回したときの電圧の変化の波形や、充電電圧のリプル波形が表示されるよ。
測定結果のSTATE OF HEALHも矢印キーでめくれば表示されます。
紙の枠内には画面と同じデザインがそのまま印刷されているだけです。

2輪車の場合                            
バイク用のバッテリーを測定する場合は、MORTORCYCLEを選び
プリセットされた128種類の型式から選ぶ。
GS YUASA YTX12-BSなど選べる。

測定結果のRATINGはYTX12-BSなどの型式となり、JIS形式と同様に基準CCA値の表示は省略される。


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