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The Beetle Turbo
バッテリー交換
バッテリー取り替え    29698km    2018.4.8
ライン装着から3年経過しているので、バッテリーを交換しました。
The Beetle Turbo ABA-16CPL
2015年4月ラインオフ

CCA測定
今朝は744CCAだった。
判定はGOOD-RECHARGE

バッテリーの製造週は2015年15週
(製造年週略号1515)

この車では、納車時測定してないが、だいたい800〜850CCA程度。2016年5月に測定した時は849CCAでした。それと比較すると100CCA程度低くなっている。

製造から3年だし、突然死に備え交換することしました。  
バッテリーを外すには、まずマイナス端子を外すのが手順である。
これは他の部分を外す際に工具でボディーショートさせないためである。
まずは、s=10ソケットレンチでマイナスターミナルクランプのナットを緩め、ターミナルを外す。
次にプラスターミナルクランプを外す
バッテリー本体は下部のクランピングプレートで、バッテリー受けに固定されている。
バッテリーから見てエンジン側、吸気管の下。六角ボルトの頭はs=13
ソケットレンチを吸気管の下へ持っていき、ボルトとクランピングプレートを外す。

バッテリーをエンジン側に6mmぐらいずらしてから、持ち上げると外せる。(写真なし)
純正バッテリーと、交換用に用意しておいたデルコア製PLATINUMバッテリー D-57412/PL

74Ah(20時間率)、リザーブキャパシティー135h、 コールドクランキングアンペア 680A(EN)
プラチナバッテリーだけどシルバーバッテリーではない。一世代前の作り。
純正72Ahに対し、Delkorは74Ah。容量表示は大きいが、他のスペックは同じ。
側壁が黒いので、液面や極板の状態は観察できない。
バッテリー受け(キャリア)は土埃で汚れている。
圧搾エアーで噴き飛ばし、座面をきれいにしておく。
新しいバッテリーをキャリアに載せる。

クランピングプレートの突起をバッテリーの足の窪みに合わせて、ボルトを締付ける。
締付トルク 20Nm
プラスターミナルクランプを接続ナットを締付けてから、
最後にマイナスターミナルクランプを接続、ナットを締付ける。

締付けトルク 6Nm

トヨタ系の整備士は、ねじは止まるまで締め付けるものだと誤って勉強している。何度言ってもわざとオーバートルクで締付け、ステンレスねじを噛んでダメにしたり、端子に食い込ませたりする。
相手はやわらかい鉛だ。振動で緩まない程度に締付ければよい。
柄の長い工具を使うと、結果的にオーバートルクで締付けることになる。
バッテリー マイナス ターミナル クランプおよびバッテリー プラス ターミナル クランプを前後に動かし、バッテリー ターミナルに確実に固定されているか点検する。
これで完成。
バッテリーカバーも猫に爪で引っ掛けられ毛玉になっていたので、バリカンで刈ってやったので、少しマシになった。

光がバッテリー下部に届くように、エンジンカバーを外して作業してたので、エンジンカバーを元に戻して終了。
エンジンを掛けると、パワーステアリング警告灯、ESP警告灯が点灯し、タイヤ空気圧警告灯も遅れて点灯する。
ちょっとびっくりするけど、短かい距離を15〜20km/hで直進走行した後、自動的に消灯する。これにより、ステアリング アングル センダー - G85- が作動する。パワステ警告灯も消え、タイヤ空気圧警告灯も消灯します。

時刻を合わせる。

パワー ウインドウのオートマチック オープン/クローズ機能が作動しないため初期化する。
@すべてのウインドウおよびドアを完全に閉じる。
Aウインドウ リフター ボタンを引上げて、少なくとも1秒間はその状態を保持する。
Bボタンを一度離して、再度引上げて保持する。
取り外した純正バッテリー 5K0-915-105G
バッテリーを傾けて光に透かしてみたところ、極板が朽ち果てて 崩れ落ちかけている。
CCAテスターで測定した値が、定格より上まわっていても、極板がこんな状態では、そのうち突然死する。

最初はCCA値は定格よりも上なので、まだ交換しなくてもよいのではないかと思っていたが、この極板の崩れを見ると、今日交換しておいてよかったといえる。
持ちこたえても、あと半年だ。涼しいうちに交換しておけば体も楽だ。
よく見たらプラス端子が盛り上がってケース上部が白化。
サルフェーションが進行してた。

コールドクランキングアンペア測定    29885km    2018.4.14
交換から1週間経過したので CCA値を測定してみました。
ミドトロニクスバッテリーアナライザーEXP-800で
CCA測定中
Amazonから届いたときは824CCAでした。
走行時の充電で876CCAまで上がりました。
これが実力値かな。
測定結果プリント

BATTERY AGE:47MONTH というのはニセ情報である。
EXP-800はバッテリーのageが36ヶ月以上の場合のみグラフをプリントアウトする。
その為ニセ情報として、それなりの製造年月を入力して測定しているのである。  

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