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感熱ロール紙巻き直し術


ミドトロニクス・バッテリーテスターのプリンターで使うの感熱ロール紙
これ専用というわけではないサイズ
「幅2-1/4インチ×直径1-7/8インチ(57.15mm幅×φ47.625mm)」
であるが、市場ではなかなか小ロットでは購入できない。
ホームセンターでレジ用感熱ロール紙が1個売りで売っていたので、これを巻きなおして外径47mmにする術を紹介します。       2010.9.12                             
ホームセンターで見つけた、1個売りのレジ用感熱ロール紙
幅58mm×直径80mm×内径17.5
138円
黒い袋を上手に開き、中身を確認
セットアップ時に案内する言語を選ぶ ENGLISHならわかるね
芯の内径は17.3mmほど。
これをスタンドに保持するわけですが、ちょうどいいものがありました。
これはGootのリール台 ST−51
1kg巻の半田ボビンをマウントできるが、そのシャフト径が16mmである。シャフトを作り直すことなくそのままぶら下げることができる。
市販の電動ドライバー松下EZ9120と自作の木製巻き芯アダプター
元々は1kg巻きの半田を、空のボビンに巻きなおして小分けしてあげるために作った棒があり、これにヒントを得て、ロール紙巻き用に新たに作った。

木製巻き芯アダプターの6.35ビット用の嵌合穴は奥φ6.5、入り口φ6.8の段付き穴
電動ドライバーのビットに、自作木製アダプターを介してロール紙の芯に突っ込みます。
ロール紙の先をボビンにのり付けして手で少し巻きはじめる。
あとは右手で電動ドライバーを操作し、左手でロール紙の両端を案内し、巻き上げる。
直径47mmになったら止める。

上手に巻かないと、端面がシマシマになったり、竹の子ずれすることもあるが、その場合は一旦逆回転に戻して巻きを緩めて、もう一度巻けばうまく巻けるよ。
ちょっと巻き過ぎてしまいました。

ミドトロニクス純正 補給部品 QUILL 856607のボビン内径は11.7mm
直径47mmになるまで巻いても、レジ用ロール紙はまだこれだけの直径があります。
66mmも残ってます。
もう一本細い巻き芯(ミドトロニクスA087プリンター MARTEL MCP8830-091に入っていたロール紙の芯)がありましたので これ用の巻き芯アダプターも作り、これにも巻きました。

MARTELプリンターロール紙のボビン内径は12.7mm
2巻きまいても、まだ49mmもありましたので、プリンターで使用中のロール紙につなぎ巻きして47mmよりも細くすればこれも使えるようになります。
せっかく巻きなおしたので、プリンターで試し印刷してみます。

KOKUYO領太くん用感熱ロール紙と同様、高保存タイプでした。

※前後の文字化けは、蛍光灯から発する赤外線に反応して勝手に打ち出しているだけです。
巻き直したロール紙は、黒いビニール袋に包んで、使う日まで日の当たらない涼しいところに保存しておきましょう。

58mm×φ40 605円  
上記の手法で巻きなおせば、消耗品は安すくなる。

CASIOの領収くんやKOKUYO領太くん用感熱ロール紙(写真)を買わずに済みそうだ。

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